犬がレーズンを食べられないことを知っている人はどれくらいいるでしょうか?
昔レーズンパンを食べてしまった犬が発作を起こす事故が報告されてから有名になりました。
なぜいけないのかという理由や食べてしまったときの対処法を説明していきます。
森くん
目次
犬がレーズンを食べてはいけない理由は?
レーズンやぶどうでどの成分が悪影響をもたらしているのかというのは、実はわかっていません。
腎臓に負荷がかかり最悪の場合、急性腎不全で死に至ってしまうと言われています。
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森くん
犬はレーズンをどのくらいの量食べたら危険?
危険とされる量や致死量は、体重1kgにつき11~30gと言われています。
粒や品種によってバラツキがありますが、レーズンのことなのでそこまで大粒のものではないでしょう。
おおよそ100粒ほど食べない限りは問題ありませんが、100粒未満なら食べさせていいということではないので未然に食べないような工夫をしましょう。
森くん
ドライフルーツに入っているレーズンも犬は食べられません!
ドライフルーツは加工過程で大量の砂糖が加えられていますし、何よりレーズンやいちじく、プレーンといった犬にとって危険な果物が使われている可能性があります。
軽い症状でいうと下痢や嘔吐から始まり、最悪の場合だと中毒症状で死に至る可能性があります。
森くん
愛犬がレーズンを食べてしまった時の症状まとめ
- 軽い症状は下痢や嘔吐
- 食欲不振
- 脱水症状
- 急性腎不全
このように環境や体調で最悪の場合死に至る可能性もありますので、安易に犬の届くところに置くのは絶対にやめましょう。
ドライフルーツは小さいので落としたことにすら気づかず愛犬が食べてしまいます。食べ物を食べるときは注意するのと、床や机の上をちゃんと見るようにしましょう。
森くん
愛犬がレーズンを食べてしまった時の対処法
レーズンを食べてしまったらすぐさま動物病院に行くことを推奨します。
症状がでていない場合でも、症状がでるまでに12時間くらいかかると言われているのでその間に動物病院に行き、獣医師のアドバイスに従いましょう。
自己解決方法としては、吐き出させるという手段があるのですが、非常に難しく食べた直前でないと効果が見込めないことが多いので、あえてここでは紹介しません。
それほどレーズンは危険な食材ということを肝に銘じて取り扱ってほしいです。
森くん
まとめ
レーズンの危険性について話していきましたが、大量に食べない限りは大丈夫!と思わずに最善の注意を払って食べさせないようにしましょう。
もちろんレーズンにも栄養はありますが、特別犬がレーズンから摂取しなければいけないような成分は入っていないので、主食となるドッグフードから栄養を取るようにしつけをしておきましょう!