ポップコーンは犬に与えても問題ないのでしょうか?ご存知の方も多いと思いますが、ポップコーンの原料は「トウモロコシ」です。
なので結論から言うと、トウモロコシアレルギーがないワンちゃんには与えてもOKです。
ただ、注意点がいくつかあるので、与える前に本文に一度目を通して理解を深めてから与えるようにしてください。
目次
犬はポップコーンを食べても大丈夫だけど注意が必要
犬にポップコーンを与える際に注意してもらいたい点はいくつかあります。
- オイル(油)が使われてるポップコーンはダメ
- 味付け(塩とかバター)されているものはダメ
上記を見てわかるように私達人間が口にするようなポップコーンは与えてはいけません。体に対して塩分が多すぎます。
後で説明しますが、ノンオイルノンフレーバーでも与えすぎに注意です。
もちろんトウモロコシアレルギーの危険性も考えて与えたほうがいいでしょう。
トウモロコシアレルギーの危険性は?
原料がトウモロコシなので、トウモロコシアレルギーを持っているワンちゃんにも与えるのは控えましょう。
↓ トウモロコシアレルギーに関しての記事 ↓
犬がトウモロコシを食べるとトウモロコシアレルギーに?!成分に注意
正直トウモロコシは市販ドッグフードにも入っていることが多く、危険性は極めて低いですが、アレルギーを持っている犬には少なからず危険を及ぼすと考えられているので愛犬がアレルギーを持っているのかはちゃんと確認した上でポップコーンも与えるようにしましょう。
とはいえ、ポップコーンは栄養豊富で健康にいい効果をもたらすとされています。
ポップコーンは栄養豊富?代表的な成分の解説!
映画館で食べるものというイメージが強く栄養面とかは気にしたことがない人がほとんどでしょう。
ですが、ポップコーンって意外と栄養豊富な食べ物だったんです。下記が代表的なポップコーンに含まれている成分一覧です。
- ビタミンB
- ポリフェノール
特に以上の成分が優秀です。
ビタミンBには疲労回復の効果が期待できます。私達人間もエネルギー回復にいいとされています。
ポリフェノールは活性酸素の働きを抑制してくれる抗酸化作用があります。活性酸素は必要以上に働くと逆効果となり最悪の場合ガンなどにもなりかねないので、生物にとってポリフェノールは適度に必要です。
他にもビタミン類5つ、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛などが含まれています。
栄養豊富は良いことですが、与えすぎてしまうと体のキャパをオーバーして下痢や貧血を起こしかねないので与え方を身につけておきましょう。
犬に優しいポップコーンの与え方&作り方
ポップコーンの与え方ですが、適量がどのくらいというのは個体差によるので断言できませんが、私だったら小型犬で1~3個、中型大型犬で1~5個というような感じで与えます。
とはいえ、与え方や与える量は愛犬のコンディションで見極めるようにしてください。
そして肝心の犬に与えるポップコーンなのですが、犬用のポップコーンでも市販の手作りポップコーンでもどちらでも構いません。
ただ犬用のポップコーンは安全なのですが、コスパがとても悪いのでおすすめしません…。
よかったらいつも我が家でやっている犬に与える用のポップコーンの作り方を見ていってください。
犬用の手作りポップコーンの作り方手順【レンジで簡単】
何度も言うようですが、ノンオイルノンフレーバーは絶対守ってください。
そして用意するものは以下です。
- ポップコーン用のトウモロコシ(豆)
- 耐熱ボウル
※ただのトウモロコシではポップコーンは作れないのでポップコーン用のトウモロコシ豆を使ってくださいね。
そして手順は以下になります。
できるだけレンジをかけている時は目を離さないようにしてください。レンジや季節によってはW数が異なる場合があるので予想以上に早く完成してしまう時があります。火災防止のためにもポコポコなるまではしっかり様子を見れるようにしておいてください。
まとめ
今回の記事をまとめると、
- ノンオイルで味なしなら犬に与えても大丈夫
- 人用のポップコーンは与えてはダメ
- ポップコーンは意外と栄養豊富
- でも与えすぎに注意
というようになります。
ワンちゃんは私達人間と同じものを食べてみたいと思っていると思うので、しっかりアレルギー状況やポップコーンのことを理解して一緒に食事を楽しんでくださいね。