今回は、犬の下痢で食事が関係している場合について話していきたいと思います。ちなみに「嘔吐」や「血便」に関しても書いています。

「犬の下痢や嘔吐」に関する記事だったり

「犬の下痢に混ざる血便」に関する記事だったりと、犬は様々なパターンで下痢を引き起こすので、もしもの時のために飼い主さんは知っておく必要があります。
では犬が食事によって下痢をする原因として考えられることはどういったことが関係してくるのでしょうか?
森くん
犬が食事によって下痢をする原因を森くんが解説!
ドッグフードや食事方法にこだわっている飼い主さんであればもうご存知の内容かも知れませんが、今一度おさらいとして「食事関係によって下痢をしてしまう例」を見ていきましょう。
- ドッグフード関係(体に合っていない、肉の含有量が多いなど)
- 食べ過ぎ(与えすぎ)
- 人間が食べる食べ物を与えた(アレルギーの恐れがあるものを与えてしまった)
- フードの切り替え(おやつも同様)
下痢をする要因は他にもありますが、食事のみに絞ると以上の4つが主な要因です。
森くん
ドッグフード関係による下痢
ドッグフードは市販で売られているものからネットでしか販売されていないものまで豊富に種類があります。中でも「安くて量がたくさん入っているコスパ重視」のドッグフードに主な原因があると考えられています。
コスパ重視のドッグフードは基本的にスーパーやホームセンターに売ってあり、アイムスやユーカヌバといった大手のものが多く並べられています。
原材料表示をよく見てもらえればわかるのですが、本当に栄養のある肉を使っているならばあのような価格になりません。犬に必要のない穀物類やミール系のような粗悪な原材料を使って生産コストを抑えるのが狙いです。
そしてそのすべてが下痢の直接的な要因につながってきます。添加物も同じです。できることなら無添加のドッグフードを強くおすすめしたいものです・・・。
肉の含有量が多いときの下痢は、栄養素が高すぎることにあります。消化物を消化するための胃液がたくさんでてしまうので下痢を引き起こしてしまいます。糖質が多いものも同様です。
森くん
食べ過ぎによる下痢
犬種や体格・骨格、年齢といった様々な点で愛犬に与える給付量というのは変わってくるので、ついつい可愛くて与えすぎてしまったりたくさん食べるからといって規定の量を超えることはあまり褒められたものではありません。
食べ過ぎによる下痢は胃液を分泌しすぎてしまうので、下痢だけではなく炎症も起こしてしまいます。
太りやすくもなるので、小型犬などの骨が細い犬種は体重が支えきらなくなり骨折することも考えられます。ソファの上や椅子の上から飛び降りている習慣が付いている犬は特に体重が増えた時に骨折しやすいので注意が必要です。
森くん
人間が食べる物を食べた場合(アレルギー関係)の下痢
人間が食べているものは全体的に味付けが濃いです。塩分はもちろん甘いものなども消化しきれずに下痢として排出されます。
普段食べているドッグフードが美味しく感じなくなったりして食べなくなるので、人間の食べ物はあまり与えないほうがいいでしょう。
アレルギーを発症してしまうのも人間の食べ物を食べたことによるパターンがほとんどを占めています。
森くん
フードの切り替えによる下痢
新しいドッグフードへの切り替えをした時に起こる下痢のことなのですが、これはフードのタイプや原材料の変化に依存しています。
ドライフードから急にウェットフードに変えたりなどした場合に起こります。あとは、原材料が変わりカロリーが多くなった際にも同様に下痢を招いてしまいます。
森くん
まとめ
犬が下痢をした時はまずは焦らないことですね。食事によるものなのかそうでないものなのかの判断は病院に行くのが一番早いです。
食事が原因であれば、主食であるドッグフード選びや犬が食べられるものを把握することなど以上で伝えた部分をしっかり守ってください。