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あなたの愛犬夏バテしてませんか?犬の夏バテの原因を知って正しい対策をしましょう!

毎年7月上旬から9月の上旬にかけて気温が上がっていて、誰しもがその暑さを体感していることと思います。

私達人間は汗をかいて体温調整したり自由に環境を変化させたりすることはできますが、犬には汗をかく汗腺が足裏の肉球にしかないので体温調節が非常に苦手です。

夏の暑い時期に舌を出して呼吸が荒くなっている時(パンティングという口呼吸の一種)は夏バテしている可能性が高いです。

犬が夏バテする原因はまだ他にも考えられるので、このページで少しでも理解を深めてもらえればと思います。

犬が夏バテする原因は?

結論から言うと以下の2つが犬の夏バテの原因になっている可能性が高いです。

  • 汗をかけないため
  • 被毛で覆われているため

以上の2つによって体力が消耗していき夏バテが起こると言われています。

先程も言ったように犬には汗腺が非常に少ないため体をクールダウンさせるほど汗をかけません。人間には体温調節するための機能として「汗をかく」が備わっていますが、犬にはそれがないということです。

よく舌を出して「ハァハァ」と息を上げて口呼吸しているのは”パンティング”と言われていて、浅く小刻みにしている呼吸で体にこもった熱を発散しています。夏バテしているかもしれない一つのサインと思ってもらっていいでしょう。

ただ、パンティングができていても夏の室内は非常に湿度が高いので上手く熱を体の外に逃がせていない時もあります。

犬の夏バテと思われる症状は4つある

犬の夏バテ症状は人間と似ていて、以下の4つがでた場合は夏バテと思ってもらっていいでしょう。

  1. 食欲がない(食べるのいつもより遅い)
  2. じっとしている(元気がない)
  3. 睡眠時間が長い(じっとしている時間が長い)
  4. 消化器が弱っている(下痢や嘔吐する)

夏バテの症状はどれもわかりやすいものばかりなので、日頃ちゃんと見ていれば症状を把握しやすいと思います。

ただ、熱中症の場合もあるので後で紹介する夏バテ対策をしても改善されない場合はかかりつけの動物病院に行ってください。

わかっているつもりでも犬自身は本当にしんどいかもしれませんからね。

夏バテしやすい犬の特徴

同じ犬でも、犬種や年齢によって夏バテしやすい犬というのは存在します。

  • ダブルコートの犬(チワワ、ダックスフンドなど)
  • 短頭種の犬(鼻が短い犬)
  • 子犬・シニア犬
  • 肥満気味の犬

ダブルコートの犬種というのは、オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)があり冬が得意で夏が苦手です。

※アンダーコートは、保湿や保温などの役割をする薄く柔らかい毛。オーバーコートは、しっかりした太い毛で皮膚を守る役割を持っています。

犬種で言うと、チワワ・ダックスフンドの他にもポメラニアン、ゴールデンレトリバーなどがダブルコートに属しています。

ちなみにシングルコートの犬はプードルやヨークシャテリア、マルチーズなどが属しておりアンダーコートがないです。

短頭種の犬種というのは、簡単にいうとパンティングが多くなる犬のことです。鼻が小さい犬種で鼻を使わずに口だけで呼吸することによってかえって体温を上昇させて心臓や呼吸器に負担をかける危険性があるので、あなたの愛犬が属しているか把握する必要があります。

短頭種の犬種

ブルドッグ系全般・ボストンテリア・シーズー・パグ・チワワ・マルチーズ・ポメラニアン・ヨークシャテリアなど。

子犬・シニア犬は体が成犬と比べると弱いので、夏の暑さですぐに弱ってしまいます。特にシニア犬は普段からじっとしている犬であれば夏バテしているのか判断がつきにくいことも考えられるので、夏に入る時期は病院に行ったほうがいいでしょう。

子犬はもちろんのこと成犬でも夏バテになる可能性は十分にあるので、対策やケアはしっかりしてあげましょう。

肥満気味の犬は脂肪を蓄えていてその分体重が重くなっているので、少し動くだけで体力を多く消費してしまいます。

犬の夏バテ対策【対策アイテムもあわせて紹介してます】

猛暑を乗り越えるための夏バテ対策と対策アイテムも紹介していきます。

過ごしやすい環境作り(温度の調節)

外が30度でも、室内は風が通らずにもっと高温になっている場合があります

対策としては、過ごしやすい温度にしてあげることが大切です。クーラーの温度は25度くらいが適正と言われていて、毛で覆われている分人間が「少し寒い」と思うくらいの温度がちょうどいいでしょう。

室内の温度はできるだけクーラーなどを使ったほうがいいですが、もしクーラーを使えない環境にある場合は、冷却マットや小さい扇風機で対策することもできます。

室外犬の場合は、愛犬が休むところは必ず日陰になるようにして水をまいたりして夏バテしないような対策が必要です。

夏特に飼い主さんが陥りやすいのが、散歩のタイミングです。

日が沈んだ時間帯でもアスファルトはまだ熱を持っている場合があり、室内犬などの小さい犬にとってはかなり高温になります。

できるだけ日が沈んで2時間くらいたったタイミングで散歩させるようにしましょう。

水分補給をちゃんとさせる(させる環境つくり)

ほとんどのご家庭ができていることだと思いますが、水分補給というのはとても大切でワンちゃん達自身ができる唯一の夏バテ対策になります。

仕事などで一日中あけていても水がなくならないような容器に水をいれたり、毎日こまめに水を変えてあげたりして水分補給できる環境を作ってください。

水分量が多いドッグフードや果物・野菜を与えてあげる

全然水を飲んでくれない時なんかもあるので、そういう時は水分量が多いブッチドッグフードや栄養豊富で水分量が多い果物・野菜を摂取させてもいいでしょう。

過去に食べてはいけない野菜や食べていい果物などをまとめた記事を作っていたので、詳しくはそちらかたご確認ください。

犬が食べてはいけない危険な果物と野菜はこれだ!食べていいものと食べてはいけないもの33選 犬が食べてはいけない危険な果物と野菜はこれだ!食べていいものと食べてはいけないもの33選

ブッチドッグフードは、水分量が多いドッグフードとして有名で水分量70%のセミモイストドッグフードです。

生肉以上の舌触りブッチドッグフードの口コミ・評判・安全性を独自で評価してみた! 生肉以上の舌触りブッチドッグフードの口コミ・評判・安全性を独自で評価してみた!

他にも水で少しドッグフードをふやかして与えてみたり、犬用のゼリーなどで水分を取ることはできますよ。

まとめ

夏バテはしっかり観察していればわかりやすい症状ばかりなので、しっかりと観察することはもちろんのこと、日頃から水を変えたり涼しい環境づくりをしてワンちゃんが快適に過ごせるように心がけましょう。

先程もいいましたが、どうしても症状が改善しない場合は動物病院で獣医師の指示をあおいで適切な処置をしましょう

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