白菜が美味しい季節になってきましたね。鍋に使われる具材として白菜は欠かせないと思います。
そんな白菜ですが、愛犬が誤って白菜を口にしてしまったらどうなるのでしょうか?
悪影響をもたらす食べ物だった場合軽い症状で下痢・嘔吐を伴いますが、最悪の場合アレルギーなどで死亡してしまうケースも少なくありません。
結論から言うと白菜は犬が食べても問題ありません!ただ与え方を間違えないようにしてください。
森くん
目次
犬は白菜を食べても大丈夫!
白菜には犬に危険な成分は含まれていません。95%が水分でできていて少量ですが、ビタミンやカリウム、カルシウムなどの栄養素も含まれています。
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森くん
白菜を食べた犬に期待できる効果
白菜に含まれるビタミンやカリウム・カルシウムには愛犬の健康をサポートしてくれる優秀な成分です。
森くん
カリウムは取りすぎたナトリウム(塩分)を排出してくれる!
ナトリウムつまり塩分は生きていく中でとても必要なものです。
ですが、日常的に何も気にせずに生活していると人間でもついつい塩分を多くとってしまいがちです。
ドッグフードの給与量を守っていても汗をかきにくい犬などは体に残った不要なナトリウムを排出することができなくなります。
ですが、カリウムのおかげで不要なナトリウムを排出してくれます。汗がだせないと、汗本来の機能の「体温を下げる」ことができなくなってしまいますから、夏などは特に注意しましょう!
森くん
カルシウムは骨を丈夫にするだけじゃない!
カルシウムは一般的に骨を丈夫にしてくれる効果があります。もちろんそれもカルシウムに期待できる効果の一つですが、あまり知られていないもので、神経や筋肉の活動を良くする役割も持っています。
森くん
ビタミン類は安定の効果を発揮する!
白菜は特にビタミンKとビタミンCが多く含まれています。犬はビタミンCを体内で生成できるのですが、機能が弱っている犬やシニア犬には重宝する成分です!
役割としては、傷口からでる血を固めてくれたり、病気の予防をしてくれたりします。
森くん
愛犬に白菜を与える時の注意点
白菜を与える時の注意点を簡単にまとめると以下のようになりました。
- 与える量に注意(大量摂取厳禁!)
- 生で与えると消化しづらいから茹でるか蒸す
- 犬によってはアレルギーがあるからちゃんと知っておくことが大事!
- 味付けをした白菜は与えない!(塩分や糖分が多いため)
好き嫌いについてはワンちゃんに与えてみないとわかりませんが、そっぽを向いたり反応を示さなかったら無理に与えるのはやめましょう。必須な栄養素なわけではありませんからね。
大量摂取やアレルギー持ちに与えるなどした場合下痢や嘔吐をする可能性が高まるので気をつけましょう。
では、以上の与える時の注意点を踏まえて”犬に優しい白菜の与え方”の手順を説明していきましょう!
犬に優しい白菜の与え方
白菜はほとんどが水分でできていて栄養がたっぷりはいっているわけではありませんが、害も少ないので与え方を少し注意するだけで白菜を愛犬に安全に楽しんでもらえます。
ただ、主食はあくまでドッグフードなので、白菜はおやつという認識を改めて持って与えるようにしましょう。

森くん
まとめ
白菜は水分量が多いので消火しやすそうに見えますが、食物繊維が消化の妨げとなってしまうので、細かく与えて白菜を味わってもらいましょう。
白菜が登場しやすい季節になってきましたが、味付けした後の白菜は塩分・糖分が高いことが想定できますので、犬用にちゃんと調理したものを与えるようにしましょう。