食べると熱を下げたり肝臓の調子を良くしてくれることで知られている「梨」ですが、愛犬たちに食べても問題はないのでしょうか?
結論から言えば、犬が梨を食べても大丈夫です! では、梨を食べてもいい理由と与える時の注意点について紹介していきます!
森くん
目次
犬が梨を食べても大丈夫!
梨は人だけでなく、愛犬たちにも大事な栄養を含んでいる果物です。 全体の90%を水分で作られているので、ちょっとした水分補給としても食べさせれます。 また、ビタミンが少ないですが他の栄養を含んでいますので、梨特有の効果を期待することができます!
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梨を食べた犬に期待できる効果
実際に梨を食べた時、愛犬たちにとってどのような効果を期待できるのかを紹介していきます。
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たんぱく質を分解しやすく助けてくれる!
たんぱく質を健康維持に必要な愛犬たちにとって、たんぱく質をただ取り入れるだけじゃ意味ありませんよね?分解してあげないと体内で栄養として吸収できませんからね。
でも梨を食べることで、タンパク質を分解する酵素「プロテアーゼプロテアーゼ」を取り入れることができますので、愛犬のたんぱく質の分解を助けてくれてたんぱく質を吸収しやすくなります!
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水分補給ができる!
運動したり喉が渇きやすい季節だと、程よい水分補給を愛犬に取らせてあげたいですよね? 梨の9割が水分となっており、程よい水分補給をしたいときにとてもピッタリなのです!
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疲れをとれやすくする!
疲れの元になる乳酸を梨に含まれているクエン酸やリンゴ酸によって取り除いて疲労回復のサポートをしてくれます! また、アスパラギン酸が疲労の元になるアンモニアを体外にだしてくれたり、体作りに必要なたんぱく質の合成を補助してくれます!
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便の通りを良くしてくれる!
梨には、栄養の吸収を助けるだけでなく腸の働きを良くする「石細胞」が含まれています。 この石細胞は、果物の皮や野菜などに含まれている成分ですが、梨の実に多く含まれており、腸の働きをいつもよりも活発にしてくれます!
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高血圧予防にも!
水分とカリウムによって、トイレの回数が増え血圧の上昇を抑えることができるので、高血圧の予防の効果を期待できます! ただ、腎臓に病気を持っている子はカリウムの摂取が病状の悪化に繋がりかねませんので、与え過ぎないようにしないといけません。
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愛犬に梨を与える時の注意点
食べることができるとしても、ただ与えてしまうとかえって愛犬たちの体に負担をかけてしまう場合があります。ですので、梨を与える時の注意点について紹介していきます!
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消化不良になる要因は取り除いておく
梨の皮や種などは、愛犬たちが消化できずに消化不良を起こすことがあります。
なので、事前に取り除いてあげましょう。 また、梨の大きさによっては喉に詰まらせたり消化不良を起こすことがありますので、与える時の量やサイズは細かくしてあげないといけません。
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与えすぎないようにする
便通を良くする石細胞が含まれていますので、与えすぎると腸が活発になり過ぎてしまい、下痢や嘔吐になってしまいますので与えすぎてはいけません。
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アレルギーの確認
果物や野菜などに対してアレルギーを持っている子が少なからずいますから、アレルギーがあるのであれば与えないようにしましょう。
そして、アレルギーを持っているのかわからないのであれば、初めの与える量を少なくし、様子を見てあげましょう。 体調に変化があるのであれば、できるだけ早く動物病院や専門機関に連れていき、具合を見てもらいましょう。
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梨はどう与えてたらいい?
愛犬に梨を与える時は、先ほど紹介した通り与えすぎや大きさなどに気をつけなければなりません。
愛犬たちが食べやすいサイズに小さく切ってあげて、与える量を調節しつつ、体の負担にならないように与えてあげれます。
1日の与える量は、20gを目処にしてあげましょう。それ以上になってしまうと与えすぎになります。
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まとめ
食べることができる梨ですが、ドッグフードの代わりとして与えるには栄養が偏りすぎますので、おやつとして与えるようにしましょう。 与える時は、紹介した注意点を配慮しつつ安心して食べてもらえるようにして、健康を守りつつおいしく梨を食べてもらいましょう!