うどんや焼きそばなど日本食などの料理に使われる「かまぼこ」ですが、本当に愛犬が食べてもの大丈夫なものなのでしょうか?
愛犬がかまぼこが入った、料理を目にして食べたそうにしてたりすると、どうすべきか悩みますよね?
そんな時のため、犬とかまぼこについて紹介していきます。
森くん
目次
犬はかまぼこが食べれるの?
まず結論から言うと、基本的に犬にかまぼこを食べさせてはいけません。
ですが、犬用に作られている「カニかま」や「サーモン風味かまぼこ」などであれば、犬が食べたとしても問題はありません。
何故、犬がかまぼこを食べてはいけないのかというと、私たちが普段食べているかまぼこは、有害な成分は含まれていないものの、様々な添加物や調味料に含まれている塩分が犬たちにとっては多いので、塩分過多になってしまい愛犬の体の負担となってしまいます。
かまぼこには、塩分以外にも加工品に使われる添加物の「ソルビン酸K」や「赤色2号」などの、愛犬たちにとって害になりゆる物を含んでいますので、犬用かまぼこ以外は食べさせないようにしましょう。
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森くん
犬用かまぼこを食べて期待できる効果
私たちが食べているかまぼこは食べられないとはいえ、犬用かまぼこがありますからやっぱり気になってくるのが、食べさせて「犬用かまぼこでいったいどんな効果があるか?」ですよね。そこで、犬用かまぼこを食べて期待できる効果を紹介していきます。
三大栄養素2種よる健康維持
血液や筋肉を形成する成分の「タンパク質」と体を動かすためのエネルギー源となる「炭水化物」の三大栄養素2種を含んでおり、健康維持を手助けし愛犬たちを長生きできるようサポートしてくれる効果が期待できます。
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2つのビタミンで内側から健康に!
かまぼこには、二つのビタミンが含まれています。1つは、「ビタミンB12」です。ビタミンB12は葉酸と組み合わさることで、酸素を肺から全身へと運ぶ役割を持つヘモグロビンを作る効果があります。他にも、脳の指令を伝達する神経を正常に保つ期待ができる効果をビタミンB12は持ち合わせています。
もう一つは、「ビタミンD」になります。ビタミンDはカルシウムやリンなどを吸収しやすくする効果を期待できます。この二つのビタミンにより、体の内側から健康維持や体づくりなどのサポート効果を期待できます。
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水分バランスを保つ
かまぼこには、「ナトリウム」が含まれています。ナトリウムは栄養素の吸収しやすいようサポートし、血圧の調整する効果を期待できます。また、体内にある水分をほどよく維持する効果も期待できます。
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元気に動くための骨づくり
愛犬たちが活発に動くには、エネルギーだけでなくしっかりとした体が必要になります。かまぼこには、その体を作るために必要な「カルシウム」を含んでいます。
カルシウムは、骨や歯など体のほとんどに使われている成分であり、元気でいるための重要な役割を持っています。ただ、余計にカウルシムを摂取すると、体調を崩してしまうことがありますので、摂り過ぎには注意するようにしましょう。
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ビタミンだけでなく鉄分も!
鉄分はビタミンB12と同様に、血液中の酸素を運ぶために必要となる成分の一つになります。また体を動かすために必要となる成分でもあります。
森くん
愛犬にかまぼこを与える際にするべき注意点
人用のかまぼこしか無く、致し方なく愛犬にかまぼこを与える際に、注意しないといけないことを紹介していきます。
塩分には要注意!
犬用でないかまぼこに含まれている塩分は、愛犬たちにとってはちょっと多めの塩分量になってしまいます。犬たちは、私たちに比べて汗腺が発達しておらず、塩分を体外に出すのが苦手なので、塩分を摂取過ぎると心臓に負荷をかけてしまいます。
また、摂り過ぎた塩分を排出させるために腎臓にも負荷をかけてしまい、愛犬の体への負担が増えてしまいます。ただ、犬にとって塩分は必要な成分でもあります。ただ、ドッグフードを食べさせているのであれば、十分に1日の摂取量をとれるので、かまぼこは与えなくて大丈夫です。
森くん
アレルギーには注意!
ドッグフードや、犬用の食品であればアレルギーの配慮をされた物が多いですが、私たち人用の加工品などはもちろん、普段食べているかまぼこは犬用には作られていないためアレルギーを引き起こす可能性があります。
ただ、必ずしもアレルギー反応があるわけではないので、実際に食べさせてないとアレルギーがあるのかないのかわかりません。そのため、はじめて人用のかまぼこを食べさせる機会があれば、ほんのすこしだけ食べさせるようにしましょう。
少しでも、普段と違うと違和感を感じた場合は、動物病院に行き検査をしてもらいましょう。
森くん
加工品だからこその添加物
そもそもかまぼこは、加工食品なので添加物を含んでいるものが多いです。「加工でんぷん」「ソルビン酸カリウム」「着色料」「リン酸塩」など体の負担になりやすい添加物がありますので、できれば人用のかまぼこは食べさせないようにしてください。
森くん
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かまぼこの与え方について
もし、人用のかまぼこを食べさせる場合は、以下の調理法で食べやすいようにしてあげるとよいです。
かまぼこに含まれている塩分を減らすことができるので、塩分を取り過ぎないようにできます。
あくまでも塩分をカットするだけなので、過剰に与えればその分塩分を摂取することになりますので、与え過ぎには注意しましょう。
また、添加物を気にするのであれば、無添加の物を与えるのも良いですが、安価ではないためオススメしません。無添加の物を与えるぐらいであれば、犬用のかまぼこを与えるのがベストです。
森くん
まとめ
かまぼこは基本的に食べさせてはいけないとなりましたが、愛犬たちにも食べれるように犬用のかまぼこは作られていますので、おやつで変わり種を探しているのであればそちらを食べさせてあげるとよいでしょう。
また、人用のかまぼこを食べさせる機会はほとんど無いとは言え、どこかのタイミング愛犬が勝手に食べてしまったり、飼い主以外の人が与えたりと色んな場面があります。
なので、対処として無添加のかまぼこや犬用のかまぼこなどを用意しておき、対応できるようにしておきましょう。