犬ににんじんを与える時の注意点と期待できる効果とは？

にんじんは栄養価が高い野菜として我々人間の食卓にもよくでてきます。

低カロリーでダイエットしている人にも人気なのですが、犬はにんじんを食べても大丈夫なのでしょうか？

犬はにんじんを食べても大丈夫！

結論からいうと、にんじんは犬が食べても大丈夫です！

低カロリーで栄養素もあるため肥満気味の犬にも効果がありますし、その他の栄養素は犬の健康をサポートしてくれます。

それではにんじんが犬に与える効果を一緒に見ていきましょう。

↓あわせて読みたい↓

2018年11月15日犬が食べてはいけない危険な果物と野菜はこれだ！食べていいものと食べてはいけないもの33選

にんじんを食べた犬に期待できる効果

栄養素もあり低カロリーなにんじんは犬にとって大事な効果をもった優秀な野菜なんです！

好んで食べる犬も多いので、知っておくだけでも愛犬への理解も深まると思います。

ビタミン類が豊富で体の中からサポートしてくれる！

にんじんにはビタミン類が豊富に含まれており、「ビタミンA・ビタミンK・ビタミンC・ビタミンE」や「ビタミンB1・B2・B3・B5・B6」が含まれています。

抗酸化作用があるものから体の免疫力をアップさせてくれる効果が期待できます。

犬にとって必要な栄養成分がたくさんはいっている！

丈夫な体を作る上で必要な栄養素というのはたくさんあります。

にんじんには必要とされる成分がほとんど入っていてビタミン類もそのうちの一つに入ります。

• βカロテン
• カリウム
• 鉄分
• マグネシウム
• リン
• 亜鉛
• カルシウム

以上の成分はにんじんに含まれています。

我々人間がよく食べる食材なので、栄養価が高いことは分かっていましたが、犬にもちゃんと効果があるのは安心できますね。

愛犬ににんじんを与える時の注意点

にんじんがいかに優れた野菜かわかったところですが、生のにんじんは絶対に与えないでください！

生の人参にはビタミンCを壊してしまう酵素が含まれていると言われています。大量摂取しない限りはその酵素が原因で体調不良を起こすことはあまりありませんが、できれば蒸したにんじんを与えてください。

※茹でる場合は水ににんじんの栄養素が溶け込んだ汁が残ってしまうので、ふやかしてドッグフードを与えている場合は茹で汁をふやかす水として使ってください！

また生の場合繊維質が多いので、消化不良で下痢になることも考えられます。

愛犬家のみなさんが行っている犬に優しいにんじんの与え方を知って、愛犬と楽しくにんじんを食べられるようにしましょう！

犬に優しいにんじんの与え方

一般的にはにんじんを調理する時は茹でるのですが、蒸して作る方法のほうが栄養素を閉じ込めたまま犬に与えることができるので、当サイトでは蒸すことをおすすめしております。

STEP.1

にんじんの下処理

皮には残留農薬や汚れが付いているので、冷水でしっかり洗いましょう。そして皮は消化しづらいのでとってあげましょう。葉っぱの部分は吸収を良くしてくれるβカロテンが多く含まれているので一緒に調理しましょう。(特に葉っぱはなくても問題ありません。)

STEP.2

食べやすい大きさにカット

犬はあまり噛まないので細かく切って食べやすい大きさにしておきましょう。

STEP.3

電子レンジで蒸す(蒸し器が無い方向け)

STEP.2の処理まで終わったにんじんを電子レンジに対応した容器にいれて大さじ1杯の水を加えて1分毎にフォークで指して様子を見ましょう。目安はフォークで指してシャキシャキした感じがなくなるまで。

STEP.4

与えすぎないように注意する

STEP2の写真のような切り方をしているのであれば、3～5本程度なら与えてもいいです。あくまでおやつとして与えるので、与えすぎて主食のドッグフードが食べれないような状況にならないように注意してください。

まとめ

何気なく食べているにんじんにはたくさんの栄養素が含まれていることがわかりました。

犬にとってもしっかりと与え方を注意すれば貴重な栄養素となります。

最後に紹介した蒸し方ですが、フライパンで蒸す方法もあるので検索してみてください！