私たちがバナナを食べようとしていると、愛犬が「ボクも!ボクも!」という感じにすり寄ってきて、バナナを欲しがってくることがありませんか?
そんな時、ついつい愛犬の可愛さに負けてしまってバナナを与えちゃいますよね。
ただ、普通にバナナを与えてしまっているけど、「本当は大丈夫なの?」と思ったりしませんか?
結論から言うと、犬にバナナを与えることはできます!
今回は、犬がバナナを食べていい理由と食べて期待できる効果などについて紹介していきたいと思います。
森くん
目次
犬はバナナを食べても大丈夫!
果物や野菜には犬たちが食べると良くない物がいくつかありますが、何故バナナは犬たちが食べても大丈夫なのかというと、基本的に体調を崩す要因が少ないからですね。
バナナにはミネラルやビタミン、繊維質など栄養が豊富ですから、むしろ与えないよりおやつの代わりとして、与えるようにしてあげて栄養補給に使える果物です!
ただ個々によって好き嫌いは別れます。なので、必ず食べれる果物というわけではありません。
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バナナを食べた犬に期待できる効果
実際にバナナを食べさせてあげることで、どういった期待できる効果があるのかってちょっと気になりますよね?
なので、バナナを食べたことによる期待できる効果を5つほど紹介していきます!
腸内環境を整えてくれる!
バナナといえば、やはり食物繊維が有名ですよね!食物繊維は整腸作用があり腸内をスッキリさせて調子を良くしてくれます!
バナナの食物繊維には、水溶性のペクチンと不要性のセルロースの二つがあります。
水溶性のペクチンは、腸内に詰まっている便に水分を与えて通りを良くする働きがあります。
そして、不要性のセルロースには栄養を吸収し終わった物つまり便を増やす働きがあります。
この二つの食物繊維によって、犬の腸内をスッキリしてくれるのです。
代謝を良くしてくれる!
バナナに含まれている成分のビタミン(B6、B1、B2)が、犬たちの体を動かす時に使うエネルギーやら血の巡りや呼吸などで使うエネルギーを作ってくれる代謝を良くしてくれます!
犬たちは代謝が良くなることで、しっかりとした筋肉を作ったり余分な脂肪減らしたりと健康的な体作りがしやすくなります!
血圧を整えてくれる!
血圧に影響を与える「ポリフェノール」「カリウム」「マグネシウム」などが、バナナには入っていて、愛犬の血圧を抑えてくれて高血圧対策や血圧の調節してくれます!
情緒を安定させる!
トリプトファンというバナナの成分によって、ぞわぞわと落ち着きがなかったり情緒不安定だったりする時に、落ち着かせる効果を持っています。
エネルギーを長時間補給できる!
バナナには複数の糖質が含まれています。異なる糖質があると体内に吸収される時間が、各糖質ごとに違います。
そのため、糖質から得られるエネルギーを長い時間吸収できます。
森くん
バナナを与える時の注意点
バナナを食べさせてあげることで愛犬を元気にしてあげたいということで、さっそくバナナを与えたくなると思います。
バナナを与える時に注意すべきことがありますので、実際に与える時の注意点として参考にしてくださいね。
肥満ならないように注意!
バナナ自体かなりの栄養を含んでいる果物で、そのため1本まるごと与えるとカロリーを余計にとってしまう場合があります。
必要以上のカロリーをとってしまうと、いかにカロリー消費がうまくいってるとしても、消費量と供給量が釣り合わず蓄積するので肥満の元になってしまいます。
なので、実際にバナナを与えるのであれば「与える量は少なめ」や「たまにおやつとして出す」などのように与えましょう。
↓犬に与える量の目安はこちら↓
犬の体重 | 与える量 |
---|---|
1kg | 6g |
3kg | 15g |
5kg | 22g |
10kg | 37g |
15kg | 48g |
20kg | 62g |
30kg | 83g |
40kg | 103g |
食べやすいサイズに切って与える!
噛まずにそのまま飲み込んだり、うまく噛むことできない子が犬たちにはいます。その際に喉に詰まって一大事になってしまう場合があります。
そうならないように、予めにバナナを犬たちが噛みやすく喉に詰まらないサイズに切ってあげて、安心して食べれるようにして与えてくださいね!
またバナナを犬たちの食べやすいサイズにすることで、与える量を減らせますのでカロリー調節になりますよ。
バナナの皮を与えない
もともとバナナの皮は消化しずらい硬さですので、誤って食べてしまうとまったく消化ができなくて嘔吐・下痢の原因となってしまうことがあります。
またバナナの皮に農薬が付着していることがあり、農薬によりお腹を下す場合があります。
なので、バナナの皮は犬たちに与えない方がいいです。
アレルギーがあるか確認する
ドッグフードに使われている穀物と同様に、バナナにもアレルギー反応を起こしてしまう子がいます。
アレルギーがあった場合、体がしびれたり呼吸がうまくできなかったりと愛犬の体に負荷をかけてしまいます。
なので、アレルギー持ちなのかわからない場合はちょっとだけ与えて、体の全身に異常が無いか確認しましょう。
異常がある場合は、愛犬たちは落ち込んでしまうと思いますが、体に負荷をかけるわけにいきませんから、バナナを与えるのを辞めましょう。
病気がある子には与えない
バナナには血圧の調子を整えてくれるカリウムが入っています。
このカリウムは、「腎臓病」「心臓病」など長い目で付き合っていかない病気と相性が悪く、腎臓の働きが弱っているとカリウムをうまく排泄できなってしまいます。
そうなると他の病気を引き起こす原因になってしまいます。
なので、腎臓や心臓などに病気がある愛犬にはバナナを与えないようにしましょう。
森くん
バナナの与え方について
注意点には充分に注意しないといけませんが、やはりバナナを食べてもらう時に満足してほしいですよね?
そこで、バナナをおいしく満足してくれる与え方を紹介していきます。
カットしたバナナ
犬たちが食べやすいようにカットしてあげたバナナを与えることで、無理なくバナナを食べてもらえます。カットをしてるわけですので、複数回バナナを味わえるのでかなり喜んでくれますよ。
バナナチップス
こちらはカットしたバナナの応用ですね。
用意する物は、大きめのバナナのみです!
作り方は、
森くん
バナナケーキ
クックパッドで紹介されていた小麦アレルギー持っている愛犬でも食べれるケーキになります。見た目はホットケーキと似たものになります。※イメージ画像です。
用意する物はこちらになります。
- バナナ・・・・・・・・120g
- 米粉・・・・・・・・・100g
- 無調整豆乳・・・150g
- オリーブオイル・・・分量外
作り方はこちらです。
森くん
まとめ
最初に言った通り、犬たちはバナナを食べることができます。
栄養豊富ですから食べることで得られる効果もあり、一見優秀な食べ物として見えますよね?
ですが、バナナの分量や与え方によっては犬たちの体に負荷をかけてしまいますので、充分に注意をしつつバナナを与えるようにしてください。
バナナ好きの子には、飽きずに食べれるよう工夫して与えてみてはいかがでしょうか?いつもと違うと普段以上に喜んでくれますよ!