ドッグフードを切り替える理由はそれぞれあると思いますが、一般的に年齢や愛犬の健康状態の改善などが多いですよね。
ここでは切り替え方法や切り替え時の注意点などを中心に説明しています。愛犬のドッグフード切り替え時の参考にしてください。
ドッグフードを切り替える理由
ドッグフードを切り替える理由として一般的なのは冒頭でも話した内容を含めて5つほどあります。
- 年齢に応じたドッグフードを与えるため(ライフステージの変化)
- アレルギー症状の緩和
- 新しく良いドッグフードを与えたいから
多くの方がライフステージに合ったドッグフードを与えるためにエサの切り替えをすると思います。
ちなみに犬は人間の4~7倍の早さで歳を取ると言われています。(犬種や個体差による)
ですが、食事の変化は私達人間と同じで赤ちゃんに必要な栄養と成人くらいの年齢に必要な栄養って違いますよね。
犬もそれと同じで年齢に応じたドッグフードを与えなくてはいけません。
またアレルギー症状が出てきた犬には動物病院で見てもらったあとに大体食べ物を見直さなければいけません。アレルギーの改善・緩和のためにも切り替えは必要になります。
そして、犬と歳を重ねるにつれて良いドッグフードを与えたいという愛犬家の方はたくさんいらっしゃると思います。上記の2つとは少し趣向が違いますが、これもまた大切な切り替え理由だと思います。
森くん
ドッグフードの切り替え方法と注意点
犬は、食べたことがないもしくは食べ慣れていないものを食べると吐き出してしまう習慣があります。
なので、切り替え予定の新しいドッグフードをまるごと与えると下痢や嘔吐をしてしまう可能性が高いです。
切り替え方としては、前のドッグフードと新しいドッグフードの比率を調整しながら最終的に新しいドッグフードに切り替える方法があります。
具体的に話すと、最初の1日は1割新しいドッグフード9割前のドッグフードで与えます。1割ずつ比率を変えていくと最終的に10日間で新しいドッグフードに移行することができます。
アレルギーや治療で切り替える際も同じです。
ライフステージの変化で同じブランドのドッグフードを与える場合も原料や原料の含有量が少し違うので、与え方は切り替えする時と同じ要領でしましょう。
森くん
切り替え時に気になる年齢や食事量について
ちなみに小型犬・中型犬・大型犬では少し成長スピードが異なるので、食事量にも気を使わなくてはいけません。
- 幼犬・・・生後から約10ヶ月まで
- 成犬・・・生後10ヶ月から6歳くらいまで
- シニア犬(老犬)・・・6歳くらいからシニア犬となり11歳頃から老犬となります。
- 幼犬・・・生後から約12ヶ月(1年)まで
- 成犬・・・生後から約12ヶ月から6歳くらいまで
- シニア犬(老犬)・・・6歳くらいからシニア犬となり9歳頃から老犬となります。
- 幼犬・・・生後から約18ヶ月(1年半)まで
- 成犬・・・生後から約18ヶ月から5歳くらいまで
- シニア犬(老犬)・・・5歳くらいからシニア犬となり8歳頃から老犬となります。
森くん
- 幼犬期~成犬期・・・一度に食べられる量が少ないので、成犬になるまでは3~4回に分けて与えるようにしましょう。
- 成犬期~シニア犬期・・・成犬時は消化機能が最も発達しているので、食事の量は朝と夜の2回に分けましょう。後述してますが、シニア犬に近づくにつれ運動量が減ってくるので一度の量を減らして食事回数を増やすようにしましょう。老犬も同じです。目安は一日3~4回に分けましょう。
切り替える際に注目したいドッグフードの選び方
切り替える動機によりますが、年齢によって切り替える場合は、今まで使っていたドッグフードがライフステージごとに分けられているのであれば同じブランドで購入することをおすすめします。
もし同ブランドで成犬用やシニア犬用などがない場合は、栄養価が高くアレルギーになりうる成分が含まれていないものにしましょう。
よくアレルギーを起こしやすいのは、穀物類やミール系や油類が多いです。
アレルギーについてまとめている記事を過去に作成しているので気になる方はそちらを御覧ください。
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森くん